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「私はアマゾン流通センターでの死亡事故に立ち会った」下請け会社の元社員が証言
https://www.excite.co.jp/news/article/Bunshun_14883/

アマゾンの小田原物流センターが2013年の立ち上げから4年間で、
作業中のアルバイトが5人も亡くなっている。

1年に1人以上は死亡しているし、命をとりとめたケースもあるだろうから、
1年で数件は、救急車を呼んでいるハズだ。
つまり、救急車を呼ぶことは、よくある事なのだ。



2016年に夜勤の40代後半の男性アルバイトが4階で倒れたのは、01:15だったが、
救急隊員が現場に到着したのは、01:50頃だった。
救急車は、通常10分程度で到着するが、35分も掛かったのだ。

小田原の物流センターは、東京ドームの4個分の広さで、
商品棚が並べてあるので、迷路のようになっている。

警備員が救急隊を案内したが、警備員は作業現場に入ることは殆どないので、
センター内で迷って20分もロスしたのだ。



医者も救急隊員もこう言っている。
「もうちょっと早く処置ができていたら、命は助かったかもしれません」

現場のリーダーは「最初に連絡を受けたリーダーが119番に電話するようにしよう」
と提案したが、却下されて会社を辞めた。

翌年2017年に、50代の女性が倒れたが、救急車到着まで1時間も掛かった。
つまり、改善するどころかどんどん酷くなっているのだ。

大きめのアマゾンの物流センターで倒れたら、
救急車が来るまで1時間掛かる」と覚悟すべきだ。



自分は警備会社で警備員もやっていたし、物流センターでも働いた。
だから、物流センターで人を探すのが大変なのは良く分かる。
内部を熟知していても、数十分掛かる事があるのだ!

現場から119番へ電話し、現場から警備室へ案内人を出すべきだが、
現場には、その権限が与えられていないのだ。



自分の同僚は2人も過労死したし、倒れた同僚を病院へ担ぎ込んだ事もある。
シフトがキツイので病院へ行けないし、入院も手術もできないのだ。

「入院するので休む」と言っても、「シフトはどうすんだ!」と上司にツメられる。
自分が入院すれば、同僚にシワ寄せが行って、同僚が過労死しかねない。
だから、倒れるまで働くのだ。

元々、日本は体育会系で人命軽視のヤクザな組織風土だ。
それに加えて、アマゾンの強固なシステムが加わると凶悪になる。
アマゾンは「下請け会社の問題なので知らない」と言うのだろうが・・・・



潜入ルポ amazon帝国
横田 増生
小学館
2019-09-17