2020

ジム・ロジャーズ 「日本は東京五輪で衰退する」
https://toyokeizai.net/articles/-/312710

ジム・ロジャーズはシンガポール移住後に、予想を外す事が多くなったが、
「日本の識者が忖度して言えないコト」を言うのは評価すべきだ。
日本人の記者が、外国人に不都合な事実を言わせているフシもある。

「日本は東京五輪で衰退する」というのは、予想ではなく既定路線だ。
東京五輪は低予算で計画されたが、当初の予算の3倍に膨らんでいる。
日本の計画性・合理性は崩壊して、財政規律が緩んでいるのだ。



①景気を左右するのは40代前半の人口なので、今後の国内景気は右肩下がり。
②労働人口が激減するので、輸出で外貨を稼げなくなる。
③日本の財政は借金だらけで、世界一酷く、財政的な余裕がない。
④景気悪化のタイミングで消費増税してしまった。



日本は大量の国債を発行し、日銀が4割以上買っている。
親会社の社債を子会社が買っているようなもので、
借金の付替え、いわゆる「トバシ」と同じだ。

事実上の財政ファインスだが、政府や日銀は絶対に認めようとしない。
禁じ手の財政ファインスを認めたら、国が崩壊しかねないのだ。



最近は「日本はいくら借金しても問題ない!」と叫ぶ人が増えたが、
戦時中も「日本は神の国だから神風が吹く!」と言われていた。

つまり、危機的状況では、いつも極端な楽観論が生まれる。
人は信じたいものを信じるので、危機に直面すると無茶苦茶な事を信じ始める。
MMT理論などのトンデモ理論がそれにあたる。

人間は、現実の全てが見える訳ではない。 
多くの人は、見たいと欲する現実しか見ていない。
【カエサル】


帝国データバンクの景気DIの予想では、7月の東京五輪までに景気は最悪になっている。
キャプチャ889