2040
民が変えるインフラ運営 「コンセッション」は日本を救うか
https://business.nikkei.com/atcl/NBD/19/00117/00076/?P=1

京都府舞鶴市は人口8万人の小さな町だが、財政悪化でインフラの維持が出来なくなった。
舞鶴市の橋は2014年時点で835カ所あったが、2019年3月末までに約30カ所減らした。

老朽化が深刻で、迂回路が近くにある橋を撤去しているが、住民の反対も多い。
しかし「人口減少も財政状況もますます悪化するのに、負担を将来に先送りできない」ので、
最終的には3割減となる600カ所にまで橋を減らす。



2019年8月、国土交通省は全国のインフラ老朽化点検の結果を公表。
橋6万9000、トンネル4400、歩道橋など6000箇所の合計8万カ所が、
5年以内の修繕が必要」だと判定された。

しかし、日本の財政は火の車なので、全てを修繕するのは不可能だ。
PFIコンセッション(民間委託)できるのは、有料道路・PA・空港・水道など、収益が出るインフラだけだ。



コンクリートや鉄骨で作るインフラは、築50年以降はメンテに莫大なカネが掛かる。
人間と同じで若いうちは良いが、老いると医療費が激増するワケ。

今もインフラ維持に年間7兆円の予算をつけているけど、全く足りない。
本来の必要な予算は、年間40兆円を超えるだろう。



高齢化で社会保障費が増えていくなかで、年間40兆円もの予算は捻出できないから、
もう橋・トンネル・歩道橋を減らしていくしかない。

更には、ダム・高速道路・電線の鉄塔なども老築化している。
人口的、インフラ的、財政的にも、日本は大変な事になる。
しかし、殆どの日本人は本当の深刻さに気付いていない・・・・