行政文書が大量流出 納税記録などのHDD転売
https://www.asahi.com/articles/ASMD57WSXMD5UTIL065.html
納税記録・職員評定…秘密のはずが 世界最悪級の流出
https://www.asahi.com/articles/ASMD55X19MD5UTIL04B.html?iref=pc_extlink

納税情報、公共事業などの書類、職員の評定、公共施設の図面など、
個人情報秘密情報を含んだ神奈川県の行政文書のデータ27テラバイトが、外部に流出していた。

県のサーバーのHDDがデータ消去が不十分なまま、中古品として出回っていた。
HDDの廃棄を請け負ったブロードリンクの社員が、転売した事を認めている。

これらが悪用されれば、その影響は計り知れない。
県の事務遂行に支障が出るだけでなく、犯罪すら引き起こされかねない。
そんな重要な情報が暗号化されることなく、ハードディスク(HDD)に書き込まれていた。



IT企業経営の男性が出品されていたHDD9個を落札。
使用前に安全性を確かめるため男性が中身を確認したところ、データの存在に気づいた。
復元ソフトを使うと、神奈川県の公文書のファイルが保存されていた。

転売されたHDDは少なくとも9個あり、データは27テラバイトに上る。
仮に画像を添付したメール1通を3メガバイトとすると、900万通に相当する。

男性は朝日新聞に情報提供し、11/27に県に情報流出の可能性を指摘。
富士通リースは「現時点でコメントできることはない」としている。
ブロードリンクの幹部は、流出を認めた上で「現時点では詳細を説明できない」と話した。

ブロードリンクのウェブサイトには「主要取引先」として、
複数のメガバンク大手電力会社のほか最高裁防衛省などが記載されている・・・・



要するに、「HDDを初期化しただけで廃棄業者に送った」という事。
富士通リースはプロなので「HDDの破壊か完全消去」を指示しているが、役人が面倒がって初期化で済ませたのだろう。

多くの大企業では、HDDは専用ソフトでデータ消去後に、ドリルで穴を開けないと、
「絶対に社外には出さないルール」になっている。
その後で業者に送って、専用の機械で完全に破壊する「3段構え」なのだ。

つまり、初期化だけで廃棄業者にHDDを渡した時点でNGなのだ。
不正に転売した業者の社員も、まさか初期化しただけとは思わなかったのだろう。



結局、どんなにルールを厳しくしても、人材レベルが低いとどうにもならない。
日本人は7割文系で、技術を理解出来ないし、本を読まなくなって人材劣化が激しい。

読解力が落ちて、指示文章を理解できない若者が増えているのも事実。
特に、役人は思考停止している人が多いからキケンだ・・・