パナソニック、盟友テスラからも見放され、
世界最高技術の車載用電池、事実上譲渡の窮状
https://biz-journal.jp/2020/01/post_135040.html

パナソニックとトヨタ自動車は2020年4月、車載用電池の共同事業を始める。
共同生産会社の出資比率はトヨタが51%、パナソニックが49%。
テスラ向け以外の車載電池のトヨタへの譲渡」と受け止められている。


これは、テスラ向けの車載電池事業が軌道に乗らないことが影響している。
パナソニックはテスラの「ギガファクトリー」には、2100億円も投資をした。
だが、2017年1月に工場が稼働して以来、赤字が続いてきた。


2019年4月、テスラのイーロン・マスクは、ツイッターで「パナソニックのセル供給がモデル3の増産の制約となっている」と投稿し、「パナソニックは生産ペースが遅い」と不満をぶちまけた。
2019年5月にテスラは蓄電技術を持つ米マクスウェル・テクノロジーズを買収。
テスラは、自社で車載電池を開発、生産する方向に軸足を移した。



テスラの家庭用蓄電池「パワーウォール」がいよいよ日本上陸。
劇的な安さと高機能で持続可能な社会実現へ!
https://blog.evsmart.net/ev-news/tesla-powerwall-japan-announcement/

テスラは2020年春に、家庭用蓄電池「パワーウォール」を日本で発売する。
日本での価格は1キロワット時換算で7万円強で、
日本勢の平均とされる18万円を大きく下回る。

テスラは日本の家庭向け蓄電池市場で先行するパナソニックやシャープを喰うつもりだ。
これで、パナソニックとテスラの蜜月は完全に終わった。

パナソニックが2019年5月に発表した2019~21年度の新中期戦略では、
これまでの成長事業に位置付けていた車載電池事業を「再挑戦事業」に格下げした。



パナソニックは赤字を垂れ流して、テスラを辛抱強く助けてきたから、
「テスラから捨てられる事はない!」と強く信じていた。

しかし、そんなものは日本のサラリーマン経営者の思い込み。
「温情を掛ければ、温情で返ってくる」と言うのは幼稚な幻想だ。
日本人は合理性が理解できないから、いつも海外で失敗する。

「パワーウォール」の日本上陸のタイミングを考えると、
テスラのイーロン・マスクは始めから、パナソニックを切るつもりだった可能性が高い。
「本当のビシネス」というのは非情なものだ。



三洋、シャープ、東芝と日本の家電が没落していくなか、
パナソニックは、「家電業界の最後の砦」だったが、
しかし、NECみたいに事業と技術をどんどん切り売りし始めた。

テレビを切ったのは良いが、虎の子の電池・半導体までアッサリ切ってしまった。
他にも、防犯カメラなどのセキュリティ事業、
パナホームなどの住宅事業、
医療用ディスプレイなどの液晶事業など切りまくっている。

日本のサラリーマン経営者は、合理性がなく幼稚情緒的なので、
一度弱気になると、何でもかんでも切りたがる・・・