アリババ創業者、政府批判後に2カ月間姿現さず

中国の電子商取引大手、アリババグループ創業者のジャック・マーが
「2カ月以上、公の場に姿を見せていない」と欧州のメディアが報じている。

2020年10月24日、上海の会議でマー氏は
バーゼル合意は老人クラブのようなもの」
と指摘し、健全なイノベーションを阻害すると批判。

この発言を受け、中国の習近平・国家主席は、
11月のアリババ傘下の金融会社、アント・グループのIPOを調査するよう、
当局に指示したと伝えられている。



ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の報道によると、
マー氏はその後、アント・グループの一部を譲渡すると申し出て政府との和解を画策。

11月2日には、「アント・グループのプラットフォームを国が利用しても良い」
とまで規制当局に提案したが、翌日、IPOは中止された。

12月には、中国の規制当局がアント・グループに対し、
ルーツであるオンライン決済事業に立ち戻り、
金融サービスは銀行の資本規制の対象となる別の持株会社を設立するよう命じた。




バーゼル合意は、銀行の自己資本比率や流動性比率等に関する国際統一基準のこと。
つまり、マー氏はIPOの直前に、銀行の規制に噛み付き、さらに権力者を叩いたのだ。
コレは3重にマズイ。

ロシアの巨大企業の経営者は、プーチンに逆らって牢獄に入れられたし、
中国では、脱税がバレた有名女優が数ヶ月行方不明になった。
つまり、「元社会主義国」ではよくある話だ・・・